誰でも株主になれる!?株主になるにはどうするか?

 

 

どうも、おときちです!

 

この記事を読んでくださっている皆さんの中には、

将来は株主になって優待生活を送りたい、

と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は、株主になる方法をご紹介します。

 

株主になる方法

「株主」になるだけであれば非常に簡単です。

 

たった2つのステップしかありません。

1つ目は、証券口座を開設すること。
2つ目は、株式を購入すること。です。

 

 

1つずつ見ていきましょう。

 

証券口座を開設すること

まず、証券口座を開設するには、

大きく分けて2つの方法があります。

 

証券会社の窓口に行って開設手続きをする方法と、

ネット証券を利用する方法です。

 

私はネット証券をオススメしています。

 

手数料が安く、全ての手続きが

ネットで完結できるためです。

 

その中でも、正直なところ

初心者には楽天証券一択かなと思っています。

 

その理由は3つあります。

 

まずは、口座開設までのスピードが早いという点です。

 

私は申し込みから1週間程度で

取引を開始することができました。

 

手続き自体も非常に単純で、

本人確認書類と開設したい口座の情報を

オンラインフォームで送るだけです。

 

2つ目の理由は、投資で楽天ポイントが貯まるという点です。

 

楽天カードで決済すれば、

毎月の投資額5万円を上限として楽天ポイントがもらえます。

 

これは結構すごいことです。

 

 

何もしなくても、毎月500ポイントがもらえる計算になります。

 

1年で6000ポイントです。

楽天ポイントは1ポイント=1円で利用できるので、

実質6000円分割引になっているような感覚です。

 

さらに、SPU(Super Point Up)プログラムといって、

楽天にはいろんなサービスを利用すればするほど

ポイントの利率が上がるプログラムがあります。

 

楽天銀行と楽天証券の口座を連動することで

ポイント利率がアップするので、さらにお得に投資が行えます。

 

3つ目の理由は、ユーザー画面が使いやすい点です。

 

楽天証券のマイページは非常にシンプルな作りになっていて、

初心者でもどこを押せば何ができるのか、すぐにわかります。

 

毎月定額で投資信託を買いたい場合、

日本国内の株式を購入したい場合、

海外の株式を購入したい場合、ETFを購入したい場合など、

どんな時でも直感的に操作ができます。

 

また、楽天証券のアプリとも連動しているので、

リアルタイムで自分の資産を見ることができます。

 

以上の理由から、初心者には

楽天証券をおすすめしているのですが、

もう1つおすすめのネット証券があります。

 

それはSBI証券です。

 

SBI証券は、外貨建てで投資ができる上、

その外貨を円に変換するときの手数料がものすごく安いです。

 

そのため、海外の株式にたくさん投資したい人は、

SBI証券の方が米ドル対円の為替差益も得ることができます。

 

株式を換金してドルで保有しておき、

円の価値が下がったら円に交換して

差益を得るというテクニックも可能になります。

 

ネット証券に申し込む際に気をつけることは、

特定口座」を開設すること、

NISA口座」を同時に申し込むことです。

 

証券口座には一般口座と特定口座があり、

特定口座は、証券会社が税金の計算を自動で行なって納税してくれる口座です。

 

株式の取引で利益が出ると、

約20%の税金がかかります。

 

5万円投資して10万円になった場合、

利益は5万円ですので、その5万円に対して20%の税金が発生します。

 

税金として1万円が引かれ自分の

手元に残るのは4万円ということになります。

 

一般口座の場合は、自分で計算して

納税する必要があり、確定申告が必要です。

 

そのため、ある程度の資金があって

継続的に投資を行いたい人は、特定口座でないとかなり面倒です。

 

学生さんや専業主婦の方など、投資額が小さく、

所得控除を計算すると確定申告が不要になるケースにおいては、

一般口座で良いかもしれませんが、

大体の方にとっては特定口座の方が楽だと思います。

 

また、年間40万円までの投資額であれば非課税となる、

つみたてNISA」を利用するには、NISA口座の開設が必要です。

 

チェックボックスを1つつけるだけで簡単に申し込めます。

 

実際、株式投資を行う上で、

NISAを利用しないというのはありえませんので、

忘れないようにしてください。

 

証券口座が開設できたら、

もう株主になる一歩手前まで来ている状態です。

 

 

株式を購入すること

 

あとは株式を購入すればその瞬間から株主です。

株主優待を受けたい場合は基本的に

日本の株式を購入することになると思います。

 

ここで1つ注意点があります。

 

それは、日本の株は100株単位でしか買えないということです。

ということは1株1000円の会社の株を買うには、

10万円必要ということになります。

 

株式投資はある程度の資金力が必要」と

言われている理由はここにあります。

 

米国株であれば1株単位で買えますが、

株主優待は基本的にありません。

 

その代わりに利回りが高くなっています。

 

個人的な見解を申し上げますと、

株主優待を狙って株を買うのはあまりおすすめできません。

 

その理由を4つご説明します。

 

株主優待を狙って株を買う時の注意点

 

株主優待を行なっている企業の株は利回りが低い

まず1つは、株主優待を行なっている

企業の株は利回りが低いという点です。

 

上記の通り、米国株には株主優待がありませんが、

一般的に日本企業よりも配当利率がよくなっています。

 

簡単にいうと、「優待券ではなく現金で還元しますよ」ということですね。

 

一方で日本企業の株は、配当利率が低い代わりに

株主優待が受けられたりします。

 

ほとんどのケースでは、株主優待で受けられるサービスを、

現金で普通に購入した方が安くなります。

 

米国株で配当を得て、そのお金で好きなものや

サービスを受ける、というイメージです。

 

 

優待内容が改悪、廃止されるリスクがある

2つ目は、優待内容が改悪、廃止されるリスクがある点です。

 

せっかく優待を目的に株を購入しても、

そのサービスが廃止されたり改悪されたりするようでは旨味が薄れてしまいます。

 

特に、優待内容が手厚い企業ほど購入希望者が多くなり、

その分還元する金額も大きくなるため、

会社の経営を圧迫しがちです。

 

優待を維持するのにもエネルギーが要るのです。

 

こういう時に改悪や廃止を発表すると、

その瞬間に買い注文が殺到し、株価が急落します。

 

優待内容の変更情報をキャッチするのが遅れれば、

高値で買った株が紙切れになってしまうリスクさえあるのです。

 

 

優待は再投資できない

3つ目は、優待は再投資できないという点です。

 

当たり前のことですが、優待はサービスを

受けられる権利であり、現金ではありません。

 

そのため、優待額を再度投資に回すことができません。

 

以前触れた複利の考え方が使えないということになります。

 

株式投資は、複利を利用すること

で雪だるま式に資産を増やすことができますが、

低配当、優待ありの株では、再投資できる配当が少ないためあまり効果が期待できません。

 

それよりは、配当利率が良い株式に投資をして、

得られた配当で再投資しても良いし現金として使うこともできる、

という状況の方が望ましいと思います。

 

権利確定日に価格が下落する可能性が高い

最後の注意点は、権利確定日に価格が

下落する可能性が高いという点です。

 

株主優待は、権利確定日まで株式を保有していると

株主優待を受けられるシステムになっているのですが、

逆にいうとその日以降は株式を保有していなくてもその年の優待は受けられます。

 

そのため、優待券狙いで株式を保有している人は、

権利確定直後に売却する傾向にあります。

 

権利確定日に気付かずに保有し続けていると、

一時的に損をしてしまう可能性があります。

 

権利確定日に近づくにつれて株価は上昇する傾向にありますが、

その前に売ってしまうと、その損失分が丸々マイナスになります。

 

 

まとめ

株主になるということは、株主優待ではなく

配当が受け取れることの方が大きな強みです。

 

配当を上手く使って、賢く資産形成していきましょう。

配当金の大きな米国株に投資するのも1つの選択肢かと思います!