どうも、おときちです!
最近は仮想通貨というニュースや
YouTube広告を見る人が増えてきたのではないでしょうか?
そこでよくDEFIという言葉を目にしてことはありませんか?
仮想通貨(暗号資産)のニュースを見ていると
よく目にする「DEFI」という言葉、読者の方の中には「DEFI」という言葉を知っているけど、
実際どんなのかわからない…という方はいらっしゃいませんか?
私もその1人でした。
仮想通貨の取引をするならDEFIに関する知識はぜひ押さえたいところ。
この記事ではDEFIに関連する記事を解説していきます。
目次
DEFIとは?
DEFI(Decentralized Finance)とは、
ブロックチェーン上に構築される金融サービスやエコシステムの総称であり、
日本語にすると分散型金融といいます。
より具体的に説明すると、「銀行や証券、保険や暗号資産取引所などの金融サービスを、ブロックチェーンを活用して提供するシステム」のことを
DEFI(分散型金融)と定義することができます。
現在時点で展開されているDEFIのサービス
〇中央管理者のいない分散型取引所(DEX)
〇仮想通貨のレンディング
暗号資産を取引したことある人なら、
見覚えのあるサービスがあるのではないでしょうか。
これらはすべて、DEFIサービスに分類されます。
DEFIはイーサリアム(ETH)のブロックチェーンを利用しているものが多い
現時点では、展開されているDEFI関連のサービスはイーサムリアのブ
ロックチェーンを利用しているものが多く占めています。
最近では、イーサリアム系の暗号資産(ERC20トークン)を
DEFIのレーディングサービスで運用することで利息を得る
「イールドファーミング」や「流動性マイニング」などが
投資家の間で人気を集めている理由の一つになります。
CEFI(中央集権型金融)との違い
暗号資産の世界には、DEFIと比較されるシステムとして
CEFI(Centralized Finance)と呼ばれます。
日本語で「中央集権型金融」と呼ばれるCEFIは、
企業や組織を介して金融サービスを提供する従来型のシステムとして、
DEFIと対をなす存在として知られています。
DEFI(分散型金融) | CEFI(中央集権型金融) |
・様々な金融サービスを、ブロックチェーンを利用して提供するシステム
・特定の組織によって管理されない、透明性の高いサービスの現実を目指す |
・従来の金融機関(銀行や取引所など)の中で、暗号資産を取り扱うもの
・中央管理者がサービス運営をする |
DEFIはブロックチェーン技術を利用することで、
だれでも閲覧・検証可能な老名声の高い
サービスの実現を基本理念としています。
一方のCEFIは、従来の金融機関や企業の中で、
暗号資産を取り扱い組織のことを指します。
DEFIのメリット&デメリット
DEFIのメリット3つ
- 仲介する金融機関がいなくても取引ができる・・・
DEFIの1つ目のメリットは、金融機関を仲介しなくても取引ができること、
例えば誰かにお金を振り込む場合、従来の金融サービスでは銀行や郵便局などの
仲介が必要となりますが、DEFIならブロックチェーンを通じて、
仲介者がいなくても直接振り込むことが可能です。
- 手数料が安い場合がある.・・・
中央集権型の金融機関と比べ、手数料が安い場合があるというのもDEFIの魅力の1つです。
ブロックチェーンを利用するDEFIは、第三者を介さず、
当事者間で直接取引や契約をすることができます。
取引をする場合余計な仲介料がかからない分、
サービスにかかる手数料が安いケースがあるのもDEFIの大きなメリットです。
- 従来の金融サービスが使えない人でも利用ができる・・・
世界銀行の調査によれば、2018年の時点で銀行口座を持っていない成人の数は全世界で17億人、
アフリカ大陸だけで10億人いるとされてます。
なかなかほかの国の銀行口座を持つことは少し抵抗がある人はいると思います。
私もその中の1人です。その点、利用に際して特別な審査でなく、
手数料が格安なDEFIは、所得や住んでいる地域に関係なくだれでも利用することが可能です。
デメリット2つ
もちろんメリットがあるということは
デメリットも存在します。
次のようなデメリットもあります。
- バブル崩壊を危機視する声がある・・・
DEFIは誕生して間もないシステムのため、まだ信用実績が多くはありません。
昨今のDEFI市場の活況は、DEFI技術に対する期待する一方で、
かつてのICOバブルを思わせるほどの過剰な盛り上がりに、9月10日のツイートで、
DEFIバブルは人々が思っているよりも早く崩壊する可能性があるといわれています。
- 問題があった場合はユーザーの自己責任・・・
DEFIのサービスを利用中に起こった問題は、すべてのユーザーの自己責任となります。
中央集権型の金融機関の場合、システム障害などが原因でトラブルが発生した際には、
運営側が責任を負いユーザーの損失を補償するのが一般的な措置ですが、
明確な運営側がいないためにサービスの利用中に問題が発生した場合は、
ユーザー自身が責任を負わなくてはなりません。
こういったデメリットも抱えながらDEFIが
注目され期待される理由も2つ紹介します。
仮想通貨市場でDEFIが注目される2つの理由
現在、DEFI関連のサービスは急速に増えております。
DEFIがこれまでに注目されている理由には主に以下2つの理由があります。
理由①
現在のDEFIブームの火付け役とも言われるのが、
「イールドファーミング(Yield Farming)」と呼ばれる新しいタイプの運用モデルです。
イールドファーミングとは、暗号資産やステーブルやDEX(分散型取引所)などの
DEFIサービスに貸し出し、流動性を提供することで、
報酬として利息や手数料を受ける運用方法です。
イールドは利回り、ファーミングは農業を意味します。
銀行にお金を預けるとき金利の分だけ利息がもらえます。
それを仮想通貨バージョンと考えてもらえると理解しやすいのではないのでしょうか。
このイールドファーミング内で、利用されるDEFIトークンは、
仮想通貨の投資家たちの間では絶大な人気を集め、
複数の銘柄が短期間で数倍の価値になるほど高騰しました。
理由②
DEX(分散型取引所)の台頭
DEXの台頭も、DEFIの隆盛に大きく貢献しています。
DEX(分散型取引所)は「Decentralized Exchange」の略で
日本語では分散型取引所といいます。
DEXでは仮想通貨や秘密鍵を取引所に預けることで
ユーザー同士がウォレットを通じて直接取引することができます。
DEFI分野に進出してきた仮想通貨は数多くありますが、
ここではその中の仮想通貨IOST(アイオーエスティー)を簡単にご紹介します。
IOST(アイオーエスティー)とは?
IOSTは、クレジットカードと同等の処理能力で、
様々なサービスがブロックチェーン技術を活用できることを目指し、
2019年2月25日にメインネットをローチンした暗号資産です。
IOSTは、DEFI分野にも積極的に事業を展開しています。
2019年からDEFIエコシステムの全体的な構想を始め、
パートナーシップの締結やDEX(分散型取引所)に関するプロジェクトを進めてきました。
Coincheckは2020年9月8日、国内の暗号資産取引所として初めてとなる
IOSTの取り扱いを開始しました。
現在IOSTは7円台まで高騰してきており10円台まで行くのも近いかもしれません。
まとめ
暗号資産業界で注目となっているDEFIについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
最後に記事の要点をおさらいします。
DEFI(分散型金融)とは、銀行や証券、保険や暗号資産取引所など金融サービスを、
ブロックチェーンを活用して提供するシステムのこと。
以上がDEFIのまとめとなります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事で興味を持って下されば幸いです。
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